婦人科検診・検査

婦人科検診・検査について

西荻レディースクリニックでは子宮頸がん検診、子宮体がん検診、卵巣検診を施行しております。
他に内診、超音波検査により子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症性嚢胞の有無等がわかります。
最近月経血量が増えてきたり、月経痛が強くなってきたり、月経時に貧血様症状がでたりするような場合、超音波による検査をおすすめします。

子宮頸がん検診

子宮頸がん検診について

子宮頸がんはHPVというウイルスの感染により発症することが知られています。
HPVは決して珍しいウイルスではなく疣贅と言われるイボの原因になったり、尖圭コンジロ-マの原因ウイルスであったりもします。
そしてHPVにはいくつもの型があり現在100種類以上の型がわかっています。
子宮頸がんを発症させるのはこの中で15種類前後です。
性交渉により感染しますがHPVに感染したから絶対子宮頸がんを発症するわけではありません。
HPVが通常細胞を異形成の細胞に変化させていき、その中の一部にがん細胞が発生します。異形成の細胞にがん細胞が発生するのには5~20年ほどかかります。
ですのでこの異形成の状態で見つけることができれば大がかりな手術までは必要ありません。
子宮頸がん検診はそのために有効な検診です。
杉並区は20歳以上の方を対象に例年6月から翌年2月まで500円の自己負担で子宮頸がん検診が受けられます。
逆に言えば20歳代の方でも子宮頸がんにはなり得るということです。
他のがんに比べると若い方の発症が多いがんなのです。
ぜひ20歳を過ぎたら年に1回は子宮頸がん検診を受けるようにしましょう。

子宮頸がん検診の料金(税込)

検診費用5,000円(症状により保険の適応となります。)

子宮体がん検診

子宮体がん検診について

子宮体がんは子宮頸がんとは発生が異なりHPVの関与はありません。
子宮の奥、妊娠した場合に赤ちゃんを育てるところに発症するがんです。
40歳以降、特に閉経を迎えてからの発生が多いのが特徴です。
そしてもともと月経不順があったり、妊娠、分娩の経験がない人などの発生率が高い傾向にあります。
閉経を迎えたら1~2年に1回は子宮体がん検診を受けられて下さい。
閉経前であっても月経不順、不正出血を繰り返す方は検査されることをおすすめします。

子宮体がん検診の料金(税込)

検診費用7,000円(症状により保険の適応となります。)

卵巣検診

卵巣検診について

卵巣は腹腔内の臓器で外から細胞を採取することができません。
そのため厳密に言えば卵巣検診はできません。
そのため超音波によりその大きさ、内容等をチェックし判断します。
卵巣は沈黙の臓器とも言われ、大きくなるだけでは自覚症状は出しません。
しかし大きくなると重さでねじれたり、破裂することがあり、その時に突然腹痛が起こります。
そうなると緊急手術で対応しなければ痛みが取れません。
そして捻転、破裂を起こした卵巣は残すことが難しく片方の卵巣をすべて切除することになります。
しかし捻転、破裂をする前に発見できれば、その部分だけの切除で正常部分を残すことが可能です。
そのためには定期的に卵巣のチェックをすることが有効です。

卵巣検診の料金(税込)

検診費用4,000円(症状により保険の適応となります。)

乳がん検診

乳がん検診について

従来視触診で乳がん検診が行われていましたが近年はマンモグラフィによる検診が推奨されています。そして超音波との併用によりより高い検出率を示しております。
西荻レディースクリニックではマンモグラフィを備えていない関係で乳がん検診は施行しておりません。検診のできるクリニック、病院をご紹介させていただいております。

ブライダルチェック

結婚前、あるいは妊娠前に婦人科系の疾患により妊娠の弊害になるような異常の有無につきチェックするいわゆる結婚、妊娠前の婦人科系健康診断です。

ブライダルチェックの料金(税込)

Aコース(子宮頸がん検査、超音波検査、クラミジア検査、淋菌検査)15,000円
Bコース(A+梅毒、エイズ、肝炎(B型、C型)、風しん、採血)20,000円
感染症検査(梅毒、エイズ、肝炎(B型、C型)、風しん、採血)10,000円

ご予約の流れ

予約から来院までの流れ

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予約時間の10~15分前に来院して下さい。
問診票の記載をお願いしております。

お問い合わせ先

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電話番号03-5382-5655